J1浦和が22日、クラブの公式サイトを更新。
ツイッターを通じて浦和サポーターと衝突を続けている上西小百合衆院議員(34=無所属)について、冷静に対処するよう異例の呼びかけを行った。

クラブは「ファン・サポーターのみなさまへ」として声明を発表。
「本日、上西小百合議員の公式アカウントから、浦和レッズファンを名乗る方が上西議員の事務所を訪れたとのツイートがありました。
現時点で事実かどうかはわかりませんが、浦和レッズとしましては、上記の事務所に行かれた方が、浦和レッズのファンであっても、なくても、この時点では関われる案件ではございません。
警察から捜査協力など要請がございましたら、十分に協力させていただきます」とクラブとしての考えを伝え、「ファン・サポーターのみなさまにおかれましては、心情は十分にお察ししますが、こうした動きに反応することは、浦和レッズはもちろんのこと、Jリーグやサッカー界、スポーツ界にとってもマイナスになりますので、ぜひ自重いただきますよう、お願い申し上げます」と冷静に対処することを呼びかけた。

上西議員は15日に埼玉スタジアムで行われた浦和とドルトムント(ドイツ)の国際親善試合で浦和が2―3と逆転負けを喫した後に「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」とツイートしたことをきっかけに、浦和サポーターを中心とするサッカーファンから非難を受けてツイッターが炎上。
その後、議員事務所に「ぶっ殺す」「刺し殺す」などの殺人予告が届いたとして警視庁麹町署に被害届を提出していたが、この日になって更新したツイッターで「浦和レッズファンを名乗る人間」が大阪事務所に押しかけてきたことを報告し、その後さらに更新したツイッターで「くたばれレッズ!」とツイートしていた。
このツイートも炎上し、ツイートから約3時間が経過した午後6時時点で1万5000を超えるリツイートがなされている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170722-00000138-spnannex-socc