司会
メールです。先日の閉会中審査で事実関係をわかったと思ってましたが結局、安倍総理が出席して閉会中審査が行われることになりましたね。
そこで総理が何を言おうが、批判する人は全て問題が解決されたとはならず、何かしら粗を探すことになるでしょう。
この騒動、何がどうなれば終わるのかと感じます。率直にどう思われますか?

長谷川幸洋
まず、閉会中審査をもう一回やると。予算委員会の閉会中審査。
これは、報じられてる所によれば、これはやらなくてもいいんじゃないかという意見もあったようですけど、総理が自分で説明すると言って開くことになった。それは良かったと思います。私もやるべきだと思ってました。
ていうのは、総理ご自身、説明すると何度も仰ったわけだし、それから不足するというんだったら何度もやったっていいと思いますよ。はっきり言って。議論すればするほど明らかになると思います。事実関係が。
この間の閉会中審査で気になってるのは報道のあり方ですね。
NHKは午前中からずっとやってて、夕方まで衆院参院ともやってましたけど、その中で元愛媛県知事の加戸さんが非常に明快に説明されていた。
つまり、行政が歪められたと前川前次官は言ってるけど、加戸さんの認識では歪められた行政が正されたのだと仰った。私は、その通りだと思います。
つまり、歪められた行政って何かと言うと、文科省が自分の省の告示で、獣医学部、歯学部、医学部、船舶職員の大学を門前払いしてた。

司会
もう申請することさえ、まかりならん。

長谷川
まかりならん。これははっきり言って法律違反ですよ。
だって学校教育法第3条は、大学設置というのは、設置基準に従って設置しなければならないと定められてるわけです。
設置基準を示すのは文科省の役割なんですよ。ところが示さなかった。示さなかっただけじゃなく、初めから門前払い。受け付けなかった。これは法律違反ですよね。

司会
手もあげさせないってことですよね

つづく

動画
2017/7/17(月)ザ・ボイス 長谷川幸洋
https://www.youtube.com/watch?v=cxNkyzoSe04&;feature=youtube_gdata_player
32分頃からの発言