J1神戸は22日、敵地のユアテックスタジアム仙台でJ1仙台とプレシーズンマッチを戦う。神戸のネルシーニョ監督は、新加入した元ドイツ代表FWポドルスキの先発起用を明言。世界屈指のストライカーは「最初の試合はいつもプレッシャーがあるが、楽しんでプレーしたい」と心身ともに状態は上々だ。

 7日の初練習から約2週間。「暑さにもチームの雰囲気にも慣れてきていい感じ」と話すポドルスキに対し、渡辺主将も「色んな選手にちょっかいを出し、自分から溶け込もうというのが分かる」と一目置いている。

 Jリーグデビューが予想される29日の大宮戦を見据え、仙台戦は前半だけの出場を予定。技術はもちろん、ゲーム展開を読む能力を高く評価する指揮官は「短い時間でも、チームのやり方に対して経験を生かせるだろう」と期待する。

 元日本代表FWハーフナーは状態を考慮して帯同を回避したが、仙台戦は攻撃陣の連係を深める好機になる。FW小川も「どういったコンビネーションから動き出すのか。自分と、新しい選手が生きる方法を確かめたい」と意気込んでいる。(有島弘記)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000013-kobenext-socc