19日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、番組MCの坂上忍が、Twitterでの炎上騒ぎの渦中にある衆議院議員の上西小百合氏に同情する場面があった。

事の発端は15日に上西氏が、浦和レッズ対ドルトムント(ドイツ)のサッカー親善試合について、自身のTwitterアカウントで「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」と投稿したことにある。

このツイートにサポーターから批判が相次ぎ、その批判に対して上西氏は「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」と投稿し、騒動に発展した。

番組では、この騒動についての上西氏の緊急会見の様子を紹介した。そのVTR映像では、記者が「投稿された内容について、踏み込みすぎたかなという反省はない?」と質問する中で、
上西氏は「単に観衆として、残念な試合だったなという風にイメージをもちましたので、それを言わせていただいた」と答えた。

しかし、ここで上西氏の秘書が「結果的にこうなっちゃってんだから。『踏み込んだ』って言ったほうが良いよ」と会見に割って入ってきたのだ。続けて、秘書は「殺害予告までしてくるわけで、
結果としてそういう結果がでてる」「『踏み込み過ぎた』っていうことはちゃんと言わないとおかしいでしょう」と上西氏に非を認めるように促したうえで、「もう1度質問していただいていいですか」と、記者らに録り直しを要求した。

こうして、記者が改めて「踏み込みすぎたかなという反省はない?」と質問し、上西氏は「最終的には踏み込みすぎたのかな、という風に思っております」と答え直していたのだ。

会見のVTR後、スタジオの坂上は、この質問の録り直し映像を同日の朝の番組から各局が放送していることに触れると、おぎやはぎの矢作兼は「(放送して)いいんですか?」と疑問を呈した。

この矢作の一言に、坂上は「『いいんですか?』って、オレも思った」とし、通常であれば録り直しの部分だけを放送するものだと語る。

坂上は「(上西氏を)擁護するつもりは全然ないんだけど」と断ったうえで、上西氏がオフレコ部分の映像を使われて批判を受けることについて「かわいそうって気持ちには素直になった」と同情したのだ。

ほかの出演者からも同調する声があがる中、坂上は「オレらであれ(録り直し前を)使われちゃったらさ」「オレらは笑いで済ませられるけど。(上西氏は)そんなシャレになるように状況ではないわけでしょ」とフォローする。
矢作は「エグい」と苦笑いし、小木博明は「初めてみた」と驚いていた。

2017年7月19日 23時5分 トピックニュース
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