8日に放送された日本テレビ系バラエティー番組「嵐にしやがれ」(土曜・後9時)に、元プロ野球選手で野球評論家、タレントの長嶋一茂(51)が、俳優の石原良純(55)とともに「ボンボン記念館」の企画で出演。
著名人を父に持つ2世の異色の生い立ちをたどった。
その中で、立教大を経てプロ入りする際の、父である長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督(81)との意外なエピソードを告白した。

1987年ドラフトでヤクルトと大洋(現DeNA)の2球団が1位指名で競合、抽選でヤクルトが交渉権を得て、ヤクルトに入団した一茂。
しかし、もともとは指名した2球団のほかに、広島からも指名の打診があったのだという。
「オヤジは広島をすすめていたんですよ。育成がしっかりしてるからって。(入団するなら)広島がいいって」と、父から意外なアドバイスがあったことを明かした。

しかし、当時は広島を舞台にしたヤクザ映画「仁義なき戦い」が大人気。
「菅原文太さんの『仁義なき戦い』をやってて、広島って街じゅうがこうだ(映画の世界のように抗争がある)と思って…。それで断ったんですよ」と一茂。
映画「仁義なき戦い」に“ビビって”、広島からの指名の話を断ったのだと語った。

一茂はその後、入団したヤクルトから、父が監督をつとめる巨人に移籍、同じ巨人軍のユニホームを着て戦い、96年に現役を引退した。

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