TBS系「あなたのことはそれほど」(火曜後10・0)が、前回5月30日放送で同作最高の平均視聴率12・4%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)を記録。
主演の波瑠(25)演じる“罪悪感ゼロ”の不倫劇がネット上で「ムカつく」「共感できない」などと炎上するごとに視聴率が急上昇する“珍現象”が話題となっている。

波瑠演じる主人公、美都は、占いを信じて2番目に好きな涼太(東出昌大、29)と結婚するも、中学の同級生で“1番好き”だっだ有島(鈴木伸之、24)と再会すると一変。
心配する友人や周囲の忠告にも「やっぱり、好きだもん」と身勝手な“恋する乙女オーラ”全開で有島との不倫におぼれていく。

通常、不倫ドラマといえば、社会的障害やお互いの立場を乗り越えて純愛を貫くパターンが多いが、美都には不倫に対する後ろめたさは一切ナシ。
波瑠自身も会見で「美都のことを、バカだと思ってみてください」と発言していたように、ネット上では「クズ過ぎる」「イライラする」などの意見で盛り上がっている。

さらに有島の妻・麗華役で出演中の仲里依紗(27)もインスタグラムで言及。自身は2013年に中尾明慶(28)と結婚しており、
「有島も悪いけどやはり私は旦那ってのがあるからか自然と美都に牙を向けてしまうのです」とコメントしている。

「あなそれ」では、不気味な笑顔と異常な粘着質を熱演する東出の熱演も話題。前回の第7話では、美都が涼太に離婚届を手渡すも、
涼太は妻の不倫に気づきながらも満面の笑顔で書類をビリビリ破って拒否。“悪気ナシ”の美都と“自己チュー”の涼太の関係性も“イライラ感”を増幅させている。

きょう6日放送の第8話では美都に妊娠の疑いが発覚。
里依紗が不倫夫を追い詰める静かな演技も「怖すぎる!」と話題となっており、終盤を迎えた“共感度ゼロ”の不倫劇の結末に注目が集まる。

2017年6月6日 11時59分 サンケイスポーツ
http://news.livedoor.com/article/detail/13163988/