「KAT-TUN」の元メンバー・田中聖容疑者の逮捕で、芸能界に激震が走っている。
当局は同容疑者の車の運転席と助手席の隙間から、少量の大麻や巻紙を押収。
尿検査で大麻の陽性反応が出ており、常習性を疑う声も上がっている。

「ポイントは2015年10月にコカイン所持などの容疑で逮捕されたタレントの高部あい。
あの事件で押収した彼女の携帯電話に田中の名前が残っていた。
そこから内偵を開始し、今回逮捕に踏み切った。決して偶然ではない。
田中と交流のあったタレントは今頃、戦々恐々としているだろう」とはスポーツ紙記者。

そんななか名前が挙がっているのが、同じくKAT-TUNのメンバーだった赤西仁と、3月に所属事務所をクビになった山本裕典だ。
週刊誌記者の話。

「赤西も7年以上前に薬物疑惑が浮上し、全マスコミが取材に奔走したことがある。
田中の世田谷区の自宅マンション周辺を聞き込みすると、ジャニーズ事務所を解雇された2013年9月以後に、赤西と一緒にコンビニにやって来たという証言も出てくる。
その時の2人は完全に“輩”で、近寄り難いオーラを出していたそうだ」

もう1人の山本は田中と一緒に飲食店を経営したこともあるという。
前出スポーツ紙記者は「一緒に六本木でイベントを主催するなど、一番仲が良かった。
よくわからない理由で事務所をクビになった山本だが、実際は違法薬物に直結する田中らとの交友関係が問題視されたのでは? とも言われている」と話す。

ワルぶってはいたが、実はひと一倍繊細だったのが田中容疑者。
ジャニーズ解雇後はそれが顕著になり、体のタトゥーも増え、気を紛らわせるために大麻に走る回数も増えたという。

「押収された田中容疑者の携帯電話は“宝の山”。
しばらくして第2、第3の逮捕者が出る可能性が高い」(社会部記者)

高部あいから始まった芸能界の“薬物シンジゲート”は、田中容疑者の逮捕によって新展開を迎えそうだ。

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