日本相撲協会は東京・両国国技館で理事会を開き、11日付で大島親方(元関脇・旭天鵬)が友綱親方(元関脇・魁輝)と年寄名跡を交換し、名門・友綱部屋を継承することを承認した。

 12日で65歳の定年を迎える友綱親方から部屋を譲り受け、モンゴル出身で初の師匠となることは内定していたが「今日まで実感はなかった。発表されると緊張感がある」と気を引き締めた。92年の入門から12年までは大島部屋に所属し、元大関・旭国の指導を仰いだ。「2人の師匠を見てきたので、いいところを取り入れていきたい。育てたいのは拍手をもらえる力士」と抱負を語った。

[ 2017年6月2日 05:30 ]
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/06/02/kiji/20170601s00005000487000c.html