定額制動画配信サービスの実態を“eb-i Xpress”が発表、利用者は40代を中心に1100万人と2015年の調査結果より大幅増加
カドカワによる企業向け定期サービス“eb-i Xpress”(イー・ビー・アイ・エクスプレス)は、全国47都道府県に在住する5〜69歳男女を対象に、定額制動画配信サービスの利用実態について調査を行い、その結果を発表した。

●利用者は前回調査(2015年9月)より増加

カドカワによる企業向け定期サービス“eb-i Xpress”(イー・ビー・アイ・エクスプレス)は、全国47都道府県に在住する5〜69歳男女を対象に、定額制動画配信サービスの利用実態について調査を行い、その結果を発表した。
前回同様の調査を行った2015年9月は、推定722万人が利用しているという結果が出たが、着実に増加した。また、人気のジャンルは“海外映画”が1位、もっとも利用している配信サービスは“Amazon プライム・ビデオ”という結果になった。

以下、リリースより。

〜エンタメ消費者動向の定期サービス『eb-i Xpress』発表〜
定額制動画配信サービスの実態調査
利用者は推定1100万人! 40代の利用者が最多。

 映画・テレビ・ゲーム・コミック・音楽などエンターテイメントの最新消費者動向を独自のユーザー調査から読み解く、企業向け定期サービス『eb-i Xpress』(イー・ビー・アイ・エクスプレス/配信元:カドカワ株式会社)。今回『eb-i Xpress』では、全国47都道府県に在住する5〜69歳男女を対象に、定額制動画配信サービスの利用実態について調査を行いました。

●有料の動画配信サービスを利用する人は1000万人を突破。

●利用者層は40代が最も多く、経済的に安定した大人世代に浸透。
 今回、“お金を支払って定額制の動画配信サービスを利用しているか”について調査したところ、推定1100万人が利用しているという結果になりました。

2015年9月の同eb-i調査では7222万人が利用しているという結果でしたが、様々なサービスが参入し、定額制動画配信サービスが浸透するとともに、今後も利用者数が増加していくことが見込まれます。

利用者の男女比率としては、男性57.4%、女性42.6%で、やや男性が多いという傾向が見られました。年代別では40代が最も多く21.4%、以降30代が20.6%、20代が18.4%と続きます。
全体的には、経済的に安定し、映像コンテンツに対する需要も高い、大人世代の利用者が多い結果となりました。

●定額動画配信サービスで人気のジャンルは「海外映画」。
定額制動画配信サービスの利用者が最も観ているジャンルは「海外映画」で、利用者の半数近くが視聴しているという結果になりました。
2位以降は、「国内映画」、「海外ドラマ」、「アニメ」と続き、地上波でも視聴できる「国内ドラマ」、「国内バラエティ」といったジャンルよりも、視聴に利用料がかかるジャンルのコンテンツについて人気が高い傾向が見られました。

【定額制動画配信サービス ジャンル別ランキング TOP10】
順位 ジャンル
1位 海外映画
2位 国内映画
3位 海外ドラマ
4位 アニメ
5位 国内ドラマ
6位 スポーツ
7位 音楽・ライブ
8位 国内バラエティ番組
9位 ドキュメンタリー・自然番組
10位 特撮
(単位:人 n=26436 集計期間:2017年5月15日〜5月16日/出典:eb-i Xpress)

つづく

2017-05-23 19:00:00
https://www.famitsu.com/news/201705/23133691.html