バイデン氏、仏大統領の名前を「ミッテラン」と言い間違え 高齢問題再燃も

【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)が4日に西部ネバダ州で開かれた選挙集会で、フランスのマクロン大統領とのエピソードを紹介しようとしたところ、名前を1995年に退任したミッテラン氏(96年に死去)と言い間違えた。言い間違えが続くバイデン氏には高齢問題を懸念する有権者も多く、共和党から職務能力を問題視する攻撃が強まりそうだ。

バイデン氏は、トランプ政権後に自身が外交を立て直した話に触れる中で、先進7カ国(G7)首脳会議でのマクロン氏とのやり取りを語ろうとしたが、「ドイツのミッテラン」と発言。直後に「フランスの」と言い直したが、さらに「ドイツの首相」と言及するなど混乱を露呈した。

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