またその逆に、軽油で動くディーゼル車に、ガソリンを入れてしまった場合も、車両に悪い影響を及ぼす可能性があります。

 JAFは「最初のうちエンジンはかかっていますが、すぐに力がなくなってきます。エンジン音は高くなって、アイドリングも不安定となり、排気ガスは白くなってきます。こうなると噴射ノズルや燃料ポンプの交換が必要になる場合があります」とし、ウェブサイトで注意喚起をしています。

 さらにこのケースでは、軽油とガソリンの混ざり具合で症状に差があり、エンジン始動が不可能になる場合もあるとのこと。なお、エンジン始動前にすみやかに燃料を入れ替えれば大きな問題はないとしており、実際の救援でも、燃料を抜く作業を行うそうです。

 ちなみに、ディーゼル車にガソリンを入れ間違うというトラブルが発生する理由のひとつには、「貨物車だからディーゼル」との思い込みがあるようです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/91edf18cc519f12868d67b7a8af8ad6ff2037553