風で舞う太陽光パネル 危険な飛散・倒壊、8年で90件
ソーラーの死角 NIKKEI Investigation

風にもろい太陽光発電施設が全国に点在している。日本経済新聞の調べによると、2015〜22年度にパネルや架台の飛散、倒壊など危険な事故が少なくとも90件あった。普及を狙い建築基準法の適用外としたことが安全性の低下を招いている。事故報告全体の1割弱にあたるとみられる。電力の安定供給に不可欠なだけに適切に管理する新たな仕組みが要る。

経済産業省の各地方拠点への情報公開請求で入手した事故報告資料や独自の...

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE228H70S3A320C2000000/