40代市長と議会が対立 発端は居眠り問題 “新たな火種”でまた激化

 広島県安芸高田市で銀行出身の40代の市長と議会の溝が深まっています。これまで居眠りや
恫喝(どうかつ)問題で揉め続けてきた市長と議会。今度は、また別の問題で激しい応酬を繰り広げる事態となっています。

■発端は居眠り問題…対立深まる

 安芸高田市。石丸伸二市長(41)と議会の関係がこじれにこじれています。

 広島・安芸高田市 石丸伸二市長:「全く意味が分からんなという受け止めです」

 28日、安芸高田市議会で本会議が行われ、昨年度の一般会計の決算認定案について話し合われました。
これまで最大会派の議員たちが反対しています。度々、議会の反対にあっている石丸市長。議会との対立の
発端は議員の居眠りでした。

 石丸伸二市長(当時38):「提供できる医療にはやはり限界があります。法律上、様々な制約もありますので、
ありますし…眠たくならないような答弁にしないといけないなと」

 このことを石丸市長がSNSに投稿しました。

 石丸伸二市長:「いびきをかいて、ゆうに30分は居眠りする議員が1名」

 石丸市長によりますと、この投稿に対して非公開の協議会でこんなことを言われたといいます。

 石丸伸二市長:「数名から、議会の批判をするな、選挙前に騒ぐな、事情を補足してやれ、敵に回すなら
政策に反対するぞと、説得?恫喝?あり」

 石丸伸二市長(当時38):「なかなか私もこみ上げるものがありました。こみ上げるというのは怒りとかじゃないです。
この人たちは何をやっているんだという衝撃です。驚いたというか残念だなと思いました」

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000317731.html