『バービー』、日本では滑り出し低調 それでも見ておくべき2つの理由

バービーの髪を “キノコ雲”に加工したり、燃え盛る炎と両作品の主演俳優を合成させたりという不謹慎な投稿が続くなか、あろうことか、映画『バービー』の米国公式アカウントが好意的なコメントをつけて反応。日本人を含めた各国のユーザーから批判が殺到し、配給元であるワーナーの日本法人が声明文を発信する事態となった。この騒動で出鼻をくじかれた影響か、8月11日からの日本での公開3日間の興行収入は1.9億円と低調な滑り出しとなった。


 本作は、1959年に誕生した着せ替え人形「バービー」を実写化したもので、すべてが夢のように完璧な「バービーランド」で暮らすバービーの体に、ある日異変が起きるところから物語が始まる。原因を探るため、人間の世界を訪れたバービーとボーイフレンドのケンは、ある世界の秘密を知ることになる―というストーリーだ。

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