ウクライナ中南部ザポリージャ州のスタルフ州知事は30日、ロシア軍が同日朝に
州都ザポリージャ市郊外で民間人が乗った車列をミサイルで攻撃し、
少なくとも23人が死亡、28人が負傷したとSNSに投稿した。車列は同州のロシア軍占領地域に移動する最中だったという。

 ザポリージャ市周辺はウクライナ側が統治している。スタルフ氏によると車列は支援物資を届けたり、
親族を避難させたりするために占領地域に向かうところだった。ウクライナ
大統領府のティモシェンコ副長官によると、ロシア軍は16発のミサイルを発射したという。

 スタルフ氏はSNSに破壊された自動車の列と道路に横たわる遺体の画像を投稿。
「ロシアは無防備なウクライナ人を攻撃した。またしてもテロ国家によるテロ行為だ」と非難した。

 ザポリージャ州の親ロ派勢力のロゴフ氏は、「攻撃はウクライナ側によるもの」と主張している。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220930/k10013844381000.html