ロシア政府が極東ウラジオストクの日本総領事館の領事を拘束し、国外退去を命じた問題で、
日本外務省は29日、領事が28日にロシアを出国したと明らかにした。同省が29日に開かれた自民党の会合で説明した。

 同省は、領事が22日午後にウラジオストク市内で拘束され、3時間にわたって拘束されていたとも明らかにした。

 出席者によると、会合では議員から「明確な国際法違反で、 毅然きぜん とした対応をとるように」との要望が相次いだという。

 日本政府は露政府に対し、厳重に抗議するとともに「相応の措置」を取ると警告している。
外務省幹部は「様々なオプションがある」としており、具体的な対抗措置の検討を進めている

ロシアが一時拘束のウラジオ領事が出国…対抗措置へ外務省幹部「様々なオプション」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220929-OYT1T50267/