スペインにてコンドームなしで男性と性交渉した男性がサル痘、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)、コロナに同時感染したと報告された。
休暇を使いスペインで過ごしていた男性(36)が3つのウィルスに同時感染していたことがわかった。

男性は匿名で、6月にスペインのマドリードに5日間旅行した直後に体調不良で病院に行き検査したところ、
新型コロナウイルスの陽性反応がでたという。

当時男性は発熱、喉の痛み、頭痛、疲労感などの症状があり、更に全身に皮膚発疹が見られた。追加の検査の結果、
サル痘だと判明。更に精密検査を受けたところ、新型コロナウイルスとサル痘だけでなく、HIVにも感染していた。

3つのウィルスの陽性判定を受けた男性は「スペイン旅行中にコンドーム無しで同性と静的関係を持った」と語った。

これまでに新型コロナウイルス、サル痘、HIVに同時感染する前例は無く、トリプル感染がどのような結果になるのかは不明だという。

現在男性は退院しており、新型コロナウイルスとサル痘は完治済みだという。

マドリードでは6月末に世界ブライドデーとしてLGBTコミュニティの権利獲得運動が行われた。権利要求、文化、
レジャーアクティビティの様々なプログラムが1週間開催された。

おそらく男性はこのイベントに参加していたのではないかと思われる。

日本国内でもサル痘の2例目が確認された際、男性は6月下旬頃にヨーロッパに渡航し、
現地で感染者と接触していたことが明らかになった。その旅行の途中でマドリードのイベントに参加していた。

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スペインのイベント
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