松野博一官房長官は21日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期した
中国の習近平国家主席の国賓来日について「新型コロナを含め状況を見極める必要があり、具体的な
日程調整をする段階にない」と重ねて述べた。記者から「日中国交正常化50年の機に実現する考えがあるか」
と問われたのに対して答えた。

松野氏は日中関係について「さまざまな課題があることは事実だ。日本として毅然(きぜん)として対応していく」
と指摘。「中国に対し主張すべきは主張し、責任ある行動を求めつつ、共通の諸課題については協力するという
建設的かつ安定的な関係を双方の努力で構築していくことが重要だ」とも説明した。
https://www.sankei.com/article/20220721-G7YEUPDNNJLZHKXQLREUUDCYMQ/