Microsoft(マイクロソフト)は、Windows 11に次々と新機能を加え、大型アップデートも実施されてきています。このほどMUOは、最新のセキュリティ強化を可能にするため、Smart App Control(SAC)というアプリ制御機能について報じました。すでにWindowsには、Windows Defenderといういわゆるウイルス対策機能が実装済みですけど、Smart App ControlはもっとOSレベルで大幅にセキュリティを向上させ、危険なアプリやソフトの実行を未然に防いでくれるんだとか。

PC初期化はキビシイっす…
ところがこれまでアップデートをダウンロードしては、インストール、再起動の順で更新が成されてくるのが普通だったのに、このSmart App Controlだけは、なんと有効にするためにはOSの再インストールが必要になると説明されています! それほど大規模なOSレベルのアップデートとなり、グンとセキュリティレベルが上がるということなんですけど、えっ?PC初期化して再インストールって、もはや一般的なユーザーにとっては簡単には適用できないレベルのアップデートなのでは…?

あくまでもデベロッパー版での検証段階の話ですし、もしかするとこれからスムーズな有効化も実現するやもしれません。しかしながら、現状のままだと新たにWindows 10からアップグレードするタイミングか、PC買い替えのタイミングに合えばサクッと有効にできる目玉機能ながら、いまWindows 11を使っているユーザーにとっては導入に二の足を踏みかねない新機能。でも、それだとマイクロソフトが目指す全Windowsマシンのセキュリティ向上という目標からは遠ざかってしまいます。はてさて、この先の展開は、どうなることやら〜。


https://news.yahoo.co.jp/articles/37df765f2d8c02b6bcd1d709e7f5af9ee2f7dbef