コロナの影響で献血不足深刻【徳島】

新型コロナ感染拡大の影響で献血協力者の数が減少しています。徳島県赤十字血液センターでは、このままでは血液製剤を安定的に確保するのが難しくなることも予想されるとみています。


徳島県内では新型コロナの新たな感染拡大により、会社などを回る献血バスによる献血や学校などでの献血が相次いで中止となり、献血協力者が減少しています。

徳島県赤十字血液センターによりますと、県内で血液製剤の在庫を安定的に確保するためには、1か月平均で約1743人の献血の協力が、成分献血を除き必要です。しかし、2021年の11月は1604人、12月は1650人にとどまっています。2022年1月も、徳島市のアミコビル内ある献血ルームでは、土日は確実に減っていて、このままだと安定的な血液製剤の在庫を下回ることが予想されます。献血ルームアミコ出張所の成瀬貴彦所長は「徳島でも新型コロナの感染者が増えていますが、献血は不要不急の外出ではないのでぜひ献血への理解と協力をお願いします」と話しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/afcd59d35f375daa41819069d48acfabd262f602