「やっぱり生が最高!」「瓶ビールの味が好き」←それ勘違いかも  缶・瓶・樽の中身は「すべて同じ」

年の瀬が近付き、飲み会が多くなる季節。久しぶりに居酒屋の生ビールを飲んで、格別だと感じた方も多いのでは? 自宅で飲むビールとお店で飲むビールは何が違うのでしょうか? ビール業界の発展のための広報活動や正しい飲酒の推進活動を行う「ビール酒造組合」に聞きます。

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――ビールにはどんな種類があるのでしょうか?

 ビールには、原料、酵母の種類や、熱処理の有無などによる分け方がありますが、購入方法でいうと、缶、瓶、樽の3種類です。缶入りのものは、スーパーやコンビニで販売され、主に自宅で飲まれることが多いビール。瓶入りのものは、酒屋やスーパーで販売されるほか、飲食店などでも提供されることが多いビール。633ml(ミリリットル)入りの大瓶、500ml入りの中瓶、334ml入りの小瓶があります。樽入りは、飲食店などに設置したサーバーを介し、ジョッキに注いで提供される、いわゆる「生ビール」です。

――この3つの種類の違いはなんでしょうか?

 実は、どのビールにも違いはありません。容器が違うだけで、基本的にはどれも中身は同じ「生ビール」なんです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9bae82ad3a98ff13670e9ca04ee32afc7b14cb2