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妻が主契約者となって注文住宅を建てたのに、ハウスメーカーからの入居祝いや年賀状などの宛先はすべて夫宛て。
それが気になるという妻に、夫はそんなことを気にするのがおかしいという反応。
何度かハウスメーカーの担当者にも伝えたが、一向に変わらない。
夫にもハウスメーカーの対応にも納得できないでいるという妻の投稿です。

SNSでもよく見ますが、家や車の購入で売る側の人間が夫の方ばかり向いて話をするという現象は、珍しいことではないようです。
妻にはキッチンの話ばかり、さらに最近は「“女性に 嬉うれ しい”家事室」を勧めてくるという話も聞きます。
家事室とは、洗濯物の乾燥やちょっとした書類整理などの家事に専念できる空間のこと。
あればないより嬉しいですが、それってあくまで家族にとって嬉しい場所ですよね。
これを「男の書斎」との対比で「女が家事に専念できる場所」として勧められたら、かなりトサカに来てしまう自信があります。

「おひつ問題」(旅館でごはんのおひつが女性側に置かれがち、という話)も連想します。

個人的にもいろいろと覚えがあります。セールスの売りこみに前任者の男性の代わりに対応しようとすると、
「事務職ではなく総合職の方を出してもらえませんか?」という内容のことを遠回しに言われたこともありました。

こういう話を見聞きするたびに思いますが、性役割への先入観を抑えてフラットに接客するのはそんなにも難しいことなのでしょうか。
家を建てるにしても車を買うにしても、下見に訪れた夫婦がどんな関係で、どちらが購入のイニシアティブを取っているのか、
個々のケースに合わせて接客した方が成約率も上がりそうなものですが。

せめて「連名で郵便物を送るときにどちらの名前を先に書けばいいのか?」と悩むならまだしも、今回のケースでは
「夫宛てだけに送るのはやめてほしい」と数回伝えているんですよね。
投稿者は今後のリフォームについて、別の会社に乗り換えたいと考えているそうです。郵便物の宛先ひとつで大失注……。