北朝鮮が7月以降、寧辺の核施設を再稼働させたとみられると、アメリカの一部メディアが報じた。
【映像】寧辺の核施設内部の様子(2008年)

 ウォール・ストリート・ジャーナルは29日、北朝鮮がプルトニウムを生産するための寧辺の核施設を7月初旬以降、再稼働させたとみられると報じた。記事はIAEA(=国際原子力機関)の年次報告書を引用する形で書かれていて、寧辺の5メガワットの原子炉について「先月初旬以降、冷却水排出など稼働と一致する兆候が見られる」としている。

 この原子炉は2018年12月から停止していたとみられているが、北朝鮮は28日にも「抑止力のみが平和と安全保障の武器」と題した論評を出し、核・ミサイル開発の推進を改めて強調している。
(ANNニュース)

https://news.livedoor.com/article/detail/20782744/