五輪開幕に向け…今国会で「医療用覚醒剤」法改正へ
5/13(木) 23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/932e9414bdb951647b1d50b0b9d2ef80731b65dd

「医療用覚醒剤」を使用している外国人選手の入国を可能にするため、
オリンピックの開幕に向けて、この国会で法改正を行う考えです。

自民党・遠藤元五輪担当大臣:
「次から次へと色んな課題も出て参ります。ADHD(注意欠如・多動性障害)の障害のために
使わざるを得ない薬が日本で承認されていない。
まさに安心安全な大会に向けて、選手の出る権利をしっかりと確保したうえで進めていきたい」

東京オリンピック・パラリンピックに出場予定の外国人選手のなかには、
ADHDの治療薬として「アデラール」という医療用覚醒剤の使用が不可欠な人が
十数人いると見込まれていますが、日本では覚醒剤取締法で持ち込みが禁じられています。

このため、与党側は今回、議員立法で特例を認める方針で、
立憲民主党など野党を含む超党派で国会に提出し、成立させたい考えです。

五輪を巡っては、コロナの感染収束が見通せず、開催に否定的な見方もあるなか、
自民党幹部からは「なぜもっと早く改正しておかなかったのか」と準備状況に疑問の声も出ています。