成年後見人の立場悪用、元弁護士が2100万円横領
2021/03/19 12:48

の立場を悪用し、現金2100万円を着服したとして、京都地検は18日、京都弁護士会の元弁護士・川村暢生被告(53)を業務上横領罪で在宅起訴したと発表した。10日付。

起訴状では、川村被告は2018年11月〜19年11月、成年後見人として保管していた預金口座から12回にわたって計2100万円を着服した、としている。地検は認否を明らかにしていない。

 成年後見人に選任した家裁が、業務の状況を確認したところ不正行為が疑われたことから、20年5月に地検に刑事告発していた。京都弁護士会によると、川村被告は同年7月に同会を退会したという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210319-OYT1T50142/