エアーベッド 空気漏れで怪我など相談急増 注意を呼びかけ

空気を入れて使うエアーベッドについて、空気漏れにとも
なって怪我をしたなどの相談が急増しているとして、
国民生活センターが使い方に注意するよう呼びかけています。

相談のおよそ7割が空気漏れに関する内容で、就寝中に空気が
漏れてベッドから転落し顔をけがしたケースや、朝起きると
ベッドがV字型になっていて身動きがとれなくなるケースなど
があったということです。

国民生活センターが市販されている商品を使って実験を行った
ところ、人形をベッドの端に寝かせた状態で空気圧を下げて
いくとベッドが傾き始め、さらに下げると人形は転落してし
まいました。

また、つまようじなどを押し当てる実験では、飲み物の容器に
ストローを刺すよりも小さい力でもベッドに穴が空いてしまう
ケースがあったということです。

国民生活センターは、商品によって差があるものの
エアーベッドの空気圧は緩やかに下がっていく特性がある
としたうえで、空気圧が下がった状態で使用し続けないことや、
周辺にとがったものを置かないこと、それに空気漏れの原因に
なる空気の入れすぎなどにも注意するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201217/k10012769341000.html