総合旅行サイト「エクスペディア・ジャパン」は7月9日、
有給休暇に関する国際比較調査の結果を発表した。
調査は2019年10〜11月にネット上で実施し、
19か国の1万1217人から回答を得た。

日本の有給休暇取得日数は10日、取得率は50%で
いずれも19か国中最下位だった。特に取得率では、
ワースト2位のマレーシア、オーストラリア(各70%)
から大きく開き、世界各国と比べて極めて低い水準で
あることが分かる。

最下位を争っていた韓国は2015年から35ポイントも上昇。
日本の最下位は、2016年以降4年連続。

日本人が休みを取らない理由としては、最多が
「緊急時のために取っておく」だった。
世界各国では有休のほかに傷病休暇が支給されることも多いが、
日本ではあまり一般的でないことが影響しているとみられる。

理由の2位は「人手不足」、3位は「仕事をする気がないと
思われたくない」だった。有休を取得する上でも、思わず
空気を読んでしまう日本人の気質が伺える結果だった。
https://news.livedoor.com/article/detail/18547907/