アベノマスクで市中の価格下落?
首相が成果強調も根拠見当たらず

 安倍晋三首相は、政府による全世帯への布マスク配布の“成果”として市中にマスクが出回るようになり
「価格が下がってきた」との認識を表明、ツイッターなどでは「荒唐無稽」と懐疑的な声が相次いだ。
検証してみたが、多様な経路でマスク輸入が増えた影響が大きく、布マスクが価格を押し下げたとの根拠は見当たらなかった。

 話題になったのは、今月6日に安倍首相がインターネット番組に出演した際の発言。
東京では4月から布マスク配布が始まったが、不良品が多数見つかるなど「アベノマスク」とやゆされる結果に。
税金の無駄遣いとの批判も強いことから、政策の正当性を強調したかったとみられる。

https://this.kiji.is/634319451675526241

公明の山口代表のツイートに批判
検察官定年延長、翻意期待も

 検察官の定年延長を可能にする国家公務員法改正案を巡り、公明党の山口那津男代表によるツイッターへの投稿が波紋を広げている。
政府に説明責任を果たすよう求める内容に「人ごとだ」と批判のコメントが続出。
現金10万円の一律給付と同様、安倍晋三首相に翻意を促す役割を期待する声も多いが、党内の機運は高まらない。

 山口氏の投稿は12日。「検察官の定年延長を含む検察庁法改正案の趣旨が国民に伝わるよう、政府として丁寧に説明していただきたい」とするツイートに対し、
16日夕までに4千件弱のコメントが寄せられている。通常は数十件程度で、異例の盛り上がりぶりだ。

https://this.kiji.is/634327381209515105