山梨県で、転倒して救急搬送された80代女性をPCR検査して新型コロナウイルス感染が確認されたことがきっかけで
親族3人の感染が分かり、さらに、うち1人の同僚が既に感染が確認されていたことも判明した。

 県の新型コロナ対策特別チームによると、女性は6日に甲州市の自宅で転倒し、意識レベルの低下があったため
救急車で運ばれ、急性硬膜下血腫と診断されて入院。胸のエックス線検査とCT検査で肺炎の所見があったため、
7日にPCR検査をしたところ陽性だった。

 女性の同居親族を検査したところ、8日に50代男性、50代女性、20代女性の感染が分かった。このうち50代男性は、
7日に感染が分かった富士川町在住の60代男性と同じ勤務先だったため、感染推定ルートがつながった。

 山梨県内では、意識障害で搬送された20代男性や心肺停止で搬送された0歳女児をPCR検査したところ陽性だったケースがあった。

https://www.sankei.com/life/news/200408/lif2004080121-n1.html