>>138

世界一無駄な事業「アポロ計画」

オリンピックが開催されたのは僅か2週間ほどで、大会が終わるとこれら全てが無駄な建造物になった。
だが話はここから始まり、「需要がなかったのに施設を建設したら需要が生まれた」のでした。
東京と大阪を日帰りしたい人なんか1人も居なかったが、新幹線を建設したから需要が生まれた。
自動車で時速100キロを出せる車は日本に存在しなかったが、高速道路を建設したら需要が生まれました。
テレビ放送も始めてみたら「テレビを見たい人」が生まれ、インターネットを始めたらネット需要が生まれました。
世の中は全てこういう事であり、日本初の鉄道も「誰も乗りたくないのに」作ったら需要が生まれたのです。
「需要がないからやらない」という意見が最も不合理で、最も採算を悪化させるとはこの事です。
「赤字黒字論者」が国の権力を握ると、新しい事業を何もしなくなり、ジワジワと経済力が低下していきます。
彼らが好むのは「既に需要がある事業」言い換えると将来性がまったくない、終わった事業だけだからです。
1961年にケネディ大統領は「10年以内に月に人を送る」と言って1969年に実現させました。
10年間で254億ドル(9.1兆円)かかり、日本の国家予算3.4兆円の3倍近くになりました。
世紀の馬鹿な計画といわれ「万里の長城、ピラミッド、アポロ計画」と世界の3つの無駄なものに数えられた。