集英社『僕のヒーローアカデミア』キャラ名について謝罪「十全な検討を行うべきでした」

2/7(金) 10:18配信
オリコン


 出版社の集英社は7日、『週刊少年ジャンプ』2020年10号に掲載された連載漫画『僕のヒーローアカデミア』第259話に登場したキャラクター名について、
「中国をはじめとする海外の読者の皆様に不快な思いをさせてしまいました」と謝罪した。作者の堀越耕平氏も「大勢の方に大変不快な思いをさせてしまい、
誠に申し訳ございません」とコメントを発表した。

 同作に登場したキャラクター「志賀 丸太(しが まるた)」について、「過去の悲惨な歴史の記憶を想起させるとのご指摘を、中国をはじめとする
海外の読者の方々から多くいただきました。『志賀(しが)』は他の登場人物名の一部から、『丸太(まるた)』はその外見から命名したもので、
過去の歴史と重ね合わせる意図は全くありませんでした」と説明。

 その上で「しかしながら、『悪の組織の医師』というキャラクターの設定とこれらの名前が合わさった結果、中国をはじめとする海外の読者の
皆様に不快な思いをさせてしまいました。事前に編集部が表現について十全な検討を行うべきでした。深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00000333-oric-ent