【北京共同】中国国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は26日の記者会見で、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎は「感染力がやや増強している」と述べた。
上海市と河南省で初めて死者が確認され、中国本土での死者は56人、発症者は1975人になった。中国本土以外でも40人以上が感染しており、患者は世界で2千人を超えた。

 馬主任は、新型ウイルスの潜伏期間は約10日間で、1〜14日間の幅があると述べた。潜伏期間に感染する可能性もあるとの認識を示した。
会見に出席した専門家はウイルスの変異の可能性について「明らかな変化は見られない」と述べた。

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