阪神電気鉄道は3月から、QRコードを使った乗車券の実証実験を神戸三宮−大阪梅田間の5駅で実施する。同社によると、鉄道会社による同種の実験は
兵庫県内初という。

 実験は、同社の関係者約100人を対象に、半年間の予定。QRコード形式の乗車券を、スマートフォンへの表示か、紙への印刷で発券し、改札機に取り
付けたリーダーで読み取る。神戸三宮▽西宮▽尼崎▽野田▽大阪梅田−の各駅で行う。

 鉄道各社は、人手不足やコスト面から、現行の磁気乗車券の削減を目指している。訪日外国人客の利便性を高める狙いもある。実験結果を検証し、券売機
や改札機の更新時期に合わせて、導入の可否を検討するという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202001/0013057277.shtml