アクションカムの常識をぶっ壊す! 驚きのモジュール方式「Insta360 One R」

https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/1228140.html

まずその第1弾として、1月7日に発表された「Insta360 One R」の実機レビューをお届けしたい。また発売前の製品でソフトウェアが最終ではないため、最終仕様とは違う部分もいくつかあるが、普通の動作には問題ないレベルまで来ているようだ。

Insta360といえばiPhoneに付けられる360度カメラで事業をスタートさせ、その後スタンドアロン機へと進化させてきたが、昨年末の「Insta360 GO」でアクションカメラ系にも進出を果たした。

一方アクションカメラの元祖GoProは、逆に360度カメラへの進出を「GoPro MAX」で果たしている。
加えてDJIはドローンだけでなくスタンドアロン型のジンバルカメラや、GoPro型のアクションカメラへ参入するなど、この分野は次第にボーダレスになってきている。

Insta360 One Rの登場で業界地図がどのように変わるのか、早速その手応えをチェックしてみよう。

分離・拡張するシステム
筆者の手元にレビュー機として届いてたのは「Insta360 One R Twin Edition」という製品パッケージである。
レンズユニットの構成によっていくつかのパッケージが販売され、価格は360度+4K広角カメラモジュールをセットにした「ツイン版」が59,400円(税込)、1インチ広角モジュールセットの「1インチ版」が68,200円(税込)、4K広角モジュールセット「4K版」の39,600円(税込)だ。

Twin Editionの構成としては、コアと呼ばれる液晶モニターとプロセッサなどのエンジン部分、それに4K撮影可能なワイドアングルモジュールと、360度撮影が可能なツインレンズモジュールだ。加えてバッテリーベースも付属する。


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