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香港で1日に行われた大規模デモは、主催者の民主派団体「民間人権陣線(民陣)」によると、100万人以上が参加した。
デモでは若者らと警官隊が各地で衝突し、香港紙によると、約100人が警察の調査を受けた。
香港島の繁華街、銅鑼湾(コーズウェイベイ)などで数十人以上が拘束されたもようだ。

デモ隊の一部は親中国系とみられる商店のほか、抗議活動の支援団体の口座を閉鎖した英銀大手、HSBCの施設などを破壊。
警察当局はデモ行進が始まって約3時間後に突然、デモの継続を認めないと主催者に通告し、デモは強制的に中止された。

 香港島の繁華街、銅鑼湾や湾仔(ワンチャイ)、ビジネス街の中環(セントラル)などで警官隊とデモ隊の一部が衝突、警察はデモ隊に放水したほか、催涙弾を撃つなどした。デモ隊はレンガや火炎瓶を投げて対抗、多数の拘束者が出た。

 民陣は「今回はデモを途中で中止させられたが、昨年6月9日に行われたデモに参加した103万人は超えていた」と発表した。

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