躍進の立教・明治、伸び悩む名門・中央法

「中央法学部のライバルは早稲田法学部ではない。東大法学部だ」。中央大学の同窓会組織、学員会本部の大木田守・副会長(中央法卒)はそう語る。

名門法学部として法曹界に多くの卒業生を送り出してきた中央法学部。かつては司法試験の合格者数で早稲田を上回り、東大と伍してきた実績を持つ。偏差値でも過去30年にわたり、MARCHの中でもトップを走り続けてきた。その構図がいま、大きく崩れ始めている。

MARCH全54学部のうち、入試偏差値の頂点に立つのは立教大学の異文化コミュニケーション学部だ。2019年の入試偏差値は75(以下、すべて進研模試のデータ)。新設にもかかわらず、立教の異文化コミュニケーション学部は12年に中央法学部と並び、17年には逆転した。中央法学部が難関であることは間違いないが、MARCH内で「1強」の時代は過ぎ去った。

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