2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は3日、札幌で実施する東京五輪のマラソン
コースについて、札幌市中心部を2周する案を希望する組織委と、コースをよりコンパクトにして6周することを求
める世界陸連の間の協議が難航していることを明らかにした。

武藤氏は東京都内で報道陣に「われわれは20キロを2周、向こうは7キロを6周ということで、こう着状態」と述べ、
国際オリンピック委員会(IOC)理事会(スイス・ローザンヌ)で4日午前9時(日本時間同日午後5時)に予定されて
いる組織委の報告直前まで協議を続ける意向を示した。 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019120301191&;g=spo