函館を訪れた外国人観光客は、日本人観光客に比べ、魚介類など函館の特産品を購入していない可能性が高いことが、函館市と函館大が初めて行った土産物の好みに
関する調査で分かった。道央の洋菓子など北海道土産の定番を手にしているとみられ、市は「函館らしい商品を手にとってもらい、地域の産業振興につなげたい」とし、
調査結果を基に、土産物や輸出向けの商品開発を後押しする方針だ。
 5〜10月に市内のホテルや街頭で、同大の学生らが英語や中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語、日本語によるアンケート用紙を配布。外国人607人、
日本人420人から回答を得て、大橋美幸准教授(地域学)が分析し、11月26日に函大で開かれた調査報告会で発表した。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/371048