日銀は11日、スルガ銀行(8358.T)に虚偽情報の提供など考査契約違反があったと発表した。
同日付で経営管理体制の改善策と実施状況の報告を求めた。

日銀は2018年2月から3月にかけてスルガ銀の考査を実施したが、事前に作成を求めた
資料で同銀は一部の会議での報告内容などを記載していなかった。また、2014年12月
および18年2月―3月の考査では、実態と異なる情報が掲載された会議の議事録が提出されていた。

日銀は、こうした資料の提出が考査契約違反に該当すると判断。
スルガ銀の行為は「誠に遺憾と言わざるを得ない」と指摘した。

https://jp.reuters.com/article/suruga-boj-idJPKBN1WQ11V