千葉県富津市の川名健一さん(68)と妻の和枝さん(63)の自宅では、今月9日から停電や断水が続いています。

屋根に太陽光発電のパネルを設置しているため、日中は冷蔵庫など一部の家電を使用できますが蓄電する機能はなく、夕方になると電気は使えなくなります。
家の中では懐中電灯2本で明るさを確保しているといいます。

断水も続いているため、くみ上げた井戸水を浴槽にためて、体をふいたりトイレを流したりするのに使っているということです。

夜間は暑さをしのぐため夫婦でエアコンが効く車の中で多くの時間を過ごし、車内のテレビで情報を確認しているということです。

川名健一さんは「これほどの被害を経験したのは初めてです。電気自動車の充電も少なくなってきているので、できればあと1日、2日で復旧してほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20190912/1080007258.html