死の直前に起きる「お迎え現象」「手鏡現象」は妄想か、本物なのか


「末期がんに苦しんでいた60代の女性患者さんが、突然『先生、息子が迎えに来たんですよ』と言うんです。

その方の息子さんは、幼い時に事故で亡くなっていると知っていたので『本当ですか? 』と尋ねると、
『そう、成長した姿で迎えに来てくれたわ』と嬉しそうに話すんですね。この方は、それから1週間後に亡くなられました」

 死の直前、目の前に亡くなった人や大切な人が現れる「お迎え現象」について実例をもとに説明するのは、
湘南ホスピタルの奥野滋子医師だ。奥野氏は、これまで3000人を看取った際に、何度もお迎え現象を
目の当たりにしてきたという。

 実際、この不思議な体験をした人は少なくない。仙台市で緩和ケアを行っていた岡部健医師(故人)が、
看取りを行った家族に実施した聞き取り調査では、366人中、実に42.3%の家族が「故人が亡くなる際、お迎えがあった」と答えている。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190915-00066929-gendaibiz-life&;p=1