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韓日関係の悪化で不便さを体験しているのは、日本で就業を準備していた韓国の就業準備生も同じだ。
特に今月9月に予定されていた「2019グローバル雇用大田(日本-アセアン就業博覧会)」が韓日葛藤の余波で保留され、大きな打撃を受けた。
今年上半期に開かれた博覧会で、日本企業115社が参加したほど、日本企業の参加が多く、日本就職準備生らには、大きな機会でもあった。
春日井代表は、「日本就業準備生たちは、ほとんど下半期の雇用博覧会を中心に準備していたが、博覧会保留の知らせにみんな大きな衝撃を受けた」とし、
「常時採用で支援機会は開いているが、それでも雰囲気が良くないのは事実」としながら、残念がった。

日本に留学中の韓国人留学生たちも似たような状況だ。
日本の早稲田大学に在学中のチョン某氏(26)は、「卒業後、日本で働くつもりだったが、このような(葛藤)状況が続けば、就職市場にも飛び火しないかという憂慮がある」と打ち明けた。
続いて、「留学生らの間では笑い話として、このままでは日本交換学生まで断たれるのではないかという話まで出ている」と伝えた。
韓国で「日本人留学生」として生活し、卒業後は韓国人学生の日本就業を助けている春日井代表は、こうした時であればあるほど、お互いを理解しようと努力することが重要だと強調した。
「日本人の友人がコンビニに行った後、韓国人から”日本政府が嫌いなだけで、日本人を嫌っているわけではない”という話を聞いたという」とし、
「このように政治的に状況が良くなくても、人々同士は、より頻繁に交流して理解しようと努力することが重要だと考える」と話した。