防衛省は、事実上「空母化」する海上自衛隊の護衛艦での運用を想定する戦闘機として、短い滑走路で離陸し、垂直に着陸できるアメリカ製の最新鋭のステルス戦闘機「F35B」を選定したと発表しました。防衛省では、合わせて42機を購入する計画です。
去年12月に策定された防衛計画の大綱と中期防衛力整備計画には、短い滑走路で離陸し、垂直に着陸できる戦闘機を導入する方針が盛り込まれていて、防衛省は、ことし3月から機種の選定作業を進めてきました。
その結果、「飛行能力など必要な性能をすべて満たしている」として、アメリカのロッキード・マーチン社の最新鋭のステルス戦闘機「F35B」を選定し、16日発表しました。
防衛省によりますと、「F35B」は1機およそ140億円で、合わせて42機購入する計画です。
防衛省は、海上自衛隊の「いずも」型護衛艦を改修して、事実上の「空母化」を進め、「F35B」を運用することを想定しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190816/k10012038551000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190816/K10012038551_1908162040_1908162041_01_02.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190816/K10012038551_1908162038_1908162040_01_03.jpg