徴用工問題は慰安婦問題を超える大歴史論争になる


韓国大法院が出した「徴用工」訴訟の判決である。
問題は請求権協定に明記された未払い賃金ではなく「韓日合併条約の不法性」なのだ。
日韓併合は反人道的な不法行為なので、その支配下で行われた労働はすべて不法な強制動員であり、
政府が徴用しようが民間企業が募集しようが、すべての元労働者は日本企業に対して賠償請求権をもつという。

 これは慰安婦問題で議論された軍による「強制連行」をめぐる論争を踏み超え、戦時中の日本企業の雇用まで
不法な強制動員として断罪するものだ。この論理を認めると、1910年から1945年まで朝鮮半島で働いた人々の
賠償請求は、すべて請求権協定の対象外になる。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190809-00057278-jbpressz-int&;p=1