米空軍は、テネシー州にある空軍基地で、米ノースロップ・グラマン社が製造した非常に強力な超音速燃焼ラムジェットエンジンのテストを行った。The Driveが伝えた。
The Driveによると、テスト中にエンジンは合わせて30分間稼働し、最大推力はマッハ4に相当する58キロニュートン(1マッハは約1198,8km/h)を出した。
これは暫定的な結果にすぎないが、特に過去数年間のジェットエンジンと比較して、すでに大きな進歩をみせている。
The Driveは、米空軍が2003年から2013年に試験した極超音速機X51AウェーブライダーのSJY61エンジンの推力は1.8から4.4キロニュートンだが、
米国の第4世代戦闘機F-16ファイティング・ファルコンのエンジンは推力131キロニュートンを出すことができると指摘している。
テストされたラムジェットエンジンの長さは5.5メートルに達しており、戦闘機のパワーユニットの標準サイズに合致している。

https://jp.sputniknews.com/science/201908086561984/
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元記事
https://www.thedrive.com/the-war-zone/29307/air-force-reveals-tests-of-supposed-record-setting-scramjet-engine-from-northrop-grumman