【後出しジャンケンの盟主】トヨタが本気でライバルを潰しにかかったクルマ5選+α
2019年8月1日

トヨタは日本市場において、時おり先発の競合車をライバル心むき出しで
潰しにかかったモデルをリリースすることがある。
古くは大衆車というジャンルを開拓した日産サニーの初代モデルに対し、
「サニーを全体的に少しづつ上回る」という狙いで、『隣のクルマが小さく見えます』
のキャッチフレーズとともに初代サニーに勝利した初代カローラ。

さらには上級小型車というジャンルの先駆車だった初代日産ローレルを駆逐した
初代マークIIが浮かぶ。
また2000年代では成功したホンダストリームに対しコンセプトだけでなく
ホイールベース以外の同一のボディサイズで、初代ストリームのマーケットを
ゴッソリ奪った初代ウィッシュも記憶に残る。

そんな「トヨタが本気でライバル潰しを目論んだクルマ」を振り返る。
(以下見出しのみ)
・初代アリスト デビュー:1991年 ターゲット:初代日産シーマ

・90型マークII三兄弟のツアラーV デビュー:1992年
ターゲット: 8代目日産スカイライン(R32)

・初代RAV4 デビュー:1994年 ターゲット:初代スズキエスクード

・初代アルファード デビュー:2002年 ターゲット:2代目エルグランド

・3代目プリウス デビュー:2009年 ターゲット:2代目ホンダインサイト

例外 潰せなかった例
・カルディナ デビュー:1992年 ターゲット:スバルレガシィツーリングワゴン
(中略)
ほかでは、独自のコンセプトを生かしヒットしたもののオデッセイの
後追いをして乗用タイプミニバンにコンセプトチェンジした2代目イプサムは
オデッセイの牙城を切り崩すまでにはいかなかった。

そのほかでは、ファンカーゴの後継モデルのラクティスはフィットを撃墜することはできなかった。
ただ、カルディナ、イプサム、ラクティスともほかのメーカーからすれば充分成功に
匹敵するくらいの販売量をマークしているのはさすが販売のトヨタといったところ。
このようなことから、トヨタの後出しじゃんけんの勝率は85%といったところだろうか。
https://bestcarweb.jp/news/entame/83195