NHKがビジネスホテルチェーン大手「東横イン」に全客室分の受信料支払いを求めた訴訟で最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は、東横イン側の上告を退ける決定をした。24日付。
 全国236のホテルに設置されたテレビ計約3万4千台分、約19億3500万円の支払いを命じた二審東京高裁判決が確定した。

 NHKによると、宿泊施設の全客室分の受信料支払いを命じた判決が最高裁で確定したケースは過去にもあるという。

 一審東京地裁判決は2017年、12年1月〜14年1月の受信料を支払うよう命じた。18年の二審判決はさらに、別の受信料約560万円も支払うべきとして増額した。

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