大阪 咲洲にあるサミット会場では、周辺の道路が規制されていることなどから大きな食堂が設けられ、
地元の食材などを使った料理が無料で提供されています。

中でも、たこ焼きやお好み焼きなどの人気が高く、ランチタイムにはカウンターに長い列ができるほど、
にぎわっています。

たこ焼きは、昭和8年に創業した大阪 西成区の店が料理人を派遣して調理し、ふんわりとした生地に
和風のだしを効かせた自慢の味が楽しめるということです。

このほか、串カツなども用意され、海外の報道関係者は味見をしたり料理人に食材を尋ねたりして
大阪の食文化を楽しんでいました。

フランスの通信社に勤める33歳の男性記者は「たこ焼きを食べるのは初めてでしたが、クリーミーで
おいしかったです。取材が忙しく街に出る時間がないので、とてもよいサービスだと思います」と話していました。

たこ焼きを提供した料理人の男性は「海外のお客さんが多く、大盛況です。世界にたこ焼きをアピールする
機会になったと思います」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190628/k10011973541000.html