東京の府中警察署の会計課の係長が、落とし物として保管されていた現金およそ104万円を盗んだとして逮捕されました。
調べに対し「競馬に使うためだった」などと供述しているということです。

逮捕されたのは警視庁府中警察署会計課の係長、小針誠一容疑者(49)です。

警視庁によりますと、ことし2月から4月にかけて、府中警察署に落とし物として届けられて保管されていた
現金およそ104万円を盗んだ疑いが持たれています。

係長は落とし物の管理などを担当していましたが、上司が不審な行動に気付いて事情を聴いたところ、
現金を盗んだことを認めたということです。

警視庁によりますと、調べに対し「競馬に使うためだった」などと供述しているということです。

警視庁は「警察業務の信頼を著しく損なう行為であり、極めて遺憾です。
今後、事実関係を明らかにして厳正に対処します」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190612/k10011949951000.html