自動運転が特徴の新交通システム「シーサイドライン」の新杉田駅(横浜市磯子区)で、車両が逆走して乗客ら14人が重軽傷を負った事故を受け、
同市の林文子市長は記者会見を開き、「市としても、大変申し訳なく、おわびを申し上げる。早期の原因究明と再発防止に取り組む」と述べた。

市によると、全線で運転を見合わせており、運行再開のめどは立っていない。
現在、振り替え輸送を行っており、市交通局と京浜急行バスが、沿線の各駅を約15分間隔で運行している。
 シーサイドラインは、横浜市などが出資する第三セクター「横浜シーサイドライン」(同市金沢区)が運営。
平成元年7月に開業後、人身事故は一度もなかったという。
事故原因について、林市長は「国の運輸安全委員会が調査に入っており、今のところはわからない」と話した。

シーサイドライン事故 「原因究明と再発防止に取り組む」横浜市長が陳謝
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